どうも、ウモゾンです。
有事の際、籠城する状況について考えます。
今回想定しているのは民家です。
いくつかポイントを絞って考えていきましょう。
バリケードの構築
籠城する際、何よりも優先すべきは守備固めです。
いわゆる、バリケードの構築ですね。
バリケードを構築するときのポイントは2つあります。
資材調達と作業効率です。
バリケードは、強度の高い資材を調達できるかどうか、作業時間を確保できるかどうかに左右されます。
映画やドラマでは、出入口を塞ぐため、棚やタンスなどの大きな家具を動かすシーンがあります。
ある程度の強度が期待できるバリケードを急造するとき、これは有効な手段といえます。
メインの資材は木材
民家に籠城する場合、バリケードの資材として現実的なのは木材です。
分厚い金属があれば心強いのですが、籠城する拠点がホームセンターや工場でない限り、期待はできません。
身近にある資材の中で、木材は調達しやすいのは木材です。
その強度も頼りになるため、これをメインに据えることになるでしょう。
木材が優秀だと思う理由のひとつとして、作業性の高さも挙げておきたいところです。
バリケードを急造する状況では、時間との勝負になることが予想されるので、作業効率は無視できません。
釘やネジを使える木材は、素人でも比較的かんたんに調達・補強ができます。
日曜大工レベルの工具があれば、なお心強いです。
逃げ道の確保
籠城作戦において重要なのは、逃げ道の確保です。
何年も籠っていられる状況であれば別ですが、本格的なシェルターでない限り、籠城は短期的なものとなるでしょう。
バリケードが急造であればなおさら、破られることを想定しなければなりません。
最悪の事態に備え、別の選択肢を保有しておくべきです。
しかし逃げ道を確保すると、簡単に出入りできる場所を作ることになります。
そうなると当然、守備はもろくなるわけです。
強度と逃げ道、これらはトレードオフの関係にあります。
強度を保ちながら複数の選択肢をもつ、このバランスを考慮することが籠城のポイントです。
冷静に対処する
守備固めの肝となるのが木材の使い方であることは、間違いありません。
しかし、固執や執着は禁物です。
木材よりも調達しやすく作業効率の良い資材があれば、そちらを優先して使うべきです。
どの出入口を補強するかの判断を含めて、最適解をその都度選択できる思考能力を有しておくことが重要です。
有事の際、いかに冷静に対処できるかで明暗がわかれます。
恐怖の渦中にいれば、守備固めに重きをおきたくなるのが自然な流れです。
そこで意図的に逃げ道を確保する、つまりもろい箇所を用意するのは、かんたんなことではありません。
複数人で籠城する場合はとくに、「逃げ道の確保」はそれ自体が揉め事の種になりかねません。
仕事でもプライベートでも、想定外の事態が起こることは間々あります。
非常事態が起きたときには、フレキシブルな対応が求められます。
パニックに陥るのは悪手ですが、一方で何も行動しないことが得策ともいえません。
素早く判断できるように、さまざまなシナリオを想定しておきましょう。
以上、ウモゾンでした。
ありがとうございました。
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